2時間待ちのパン屋から学んだ「売れる仕掛け」
さてさて、
夏休みですね。^ ^
どこに行くのも混んでるので、
特に予定もないんですが、
せっかく京都に住んでいるので、
京都らしいことでもしようと思って、
いろいろ調べてみると、
とんでもないお店を発見しました。
それは
『2時間待ちのパン屋さん』
です。
京都ってご存知の方も
いるかと思いますが
パンの消費量は日本一です。
とにかく
パンが美味しい。
パン屋、激戦区なんです。
で、
そのパン屋さんは、
何がすごいって…
入店まで
2時間以上待つんです。
オンライン予約で、
整理券を発行して待つ。
僕が予約した時はなんと…
番号は303番。
ご案内予定は、
2時間半後、
とのことでした。。。汗
自分の前に302組…
。。。どんだけ、みんな、
ここのパン食べたいねん!笑。。。、
と突っ込みつつ、
でも気になるので、
行くことにしました。
インスタで大人気。
観光客の投稿もいっぱい。
。。。
さぁ2時間ほど
自宅に待機して待ち、
いざ入店です。
順番が近づくと
スマホでお知らせ。
現地に行くと、
店員さんが番号を
呼んでくれるので、
店内にはスムーズに入れました。
お店に入ると、
おしゃれなパンがズラリ。
東京、博多、京都の
3店舗しかないそう。
店内は一方通行で、
チャンスは一回限り。
店舗限定のパン。「京都店限定」
時間限定のパン。「ただいま焼き上がりました」
季節限定のパン。「夏季限定」
。。。
気づいたら、
周りのお客さんは
店内の写真を撮るのに
夢中になりながら、
パンを山盛り買っていて、、
そして、
なぜか僕も、、、
山盛り買ってました。笑
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限定性は最強
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ビジネスでも同じですが、
限定性は最強です。
「肝心の味はどうだったか?」というと、
お店のパンは、
具がたっぷりで、
確かに美味しかったです。
でも、正直なところ、、
「劇的にうまい!」というよりも、 、
「なんでこんなに並ぶんだろう?」という
疑問の方が強くなりました。
そして、
僕なりに考えた
その理由は、、、
やはり、『限定性』です。
店舗は福岡・東京・京都の3店舗だけ。
『ここでしか買えない珍しいパン』
一方通行だからチャンスは一回。
この時間だけでしか買えない。
この店舗だけにしか売ってない。
「売り方うまいなー」と
声に出してしまうくらい
ありとあらゆるところに、
限定性がちりばめられていました。
それに加えて、
オシャレで映える店内。
予約しないと入れない店内。
ガンガンにSNSで拡散。
これなら、もう、
来ない理由が分かりません。笑
観光客が「わざわざ」
買いに来るのも納得です。
なので、僕たちも、
なんかうまくいかない…というときは、
商品に限定性を
取り入れることはオススメです。
・期間限定
・個数限定
・一回限り
・特定の時間だけ販売
こういった「限定の理由」を加えると、
やっぱり
お客様は「今買わなきゃ!」
と心が動きます。
パン屋さんの行列から学べるのは、
ただ「美味しいパンを売ること」だけでなく
『欲しくなる仕掛け』も、
しっかりと練ることが大事(パンだけに)
ということが、今回、
マーケッターの僕も
改めて勉強になりました。
ぜひ参考になれば幸いです。^ ^
それでは今日はこのへんで。