犯罪者になるところでした
さてさて
最近、フィットネスジムで、
ちょっとしたトラブルがありました。
実は、僕、
ジム店舗の敷地に関しては、
お借りして経営してますが、
その借主のオーナーさんから
クレームが入りました。
「本来駐輪場じゃない場所に
いつもバイクが止まっている。
1階の店舗のお客様に迷惑がかかる。
なんとかして欲しい。」
とのことでした。
僕の借りている場所は2階。
1階には別の店舗が入っています。
問題のバイクは、
駐輪場のスペースではない
雨が当たらない軒先に、
確かに毎日、止まっていました。
「これは常習犯だな…」と感じ、
僕はオーナーさんからの
クレームに対して「しっかりと対応せねば!」
と考えた結果、
「止める方が悪いんだから、
そのバイクに施錠して、
張り紙を貼って注意しよう」
というアイディアを思いつき、
店長に指示を出しました。
若干、ちょっと
厳しすぎるかな…
という気もしていましたが、
それでも、
「この方法なら確実に犯人が見つかるし
再犯防止につながるなら良いんじゃないか」
と思い指示しました。
そして、、、1日経って、
店長から連絡がきました。
それは
犯人が捕まった
という
話ではありませんでした。
それは、、、
僕のやり方だと
僕が犯罪者になる、
という話でした。^^;
「朝田さん、例のやり方だと、
器物破損になるそうです・・・」と。
そ、そうなの。。。!?
店長は、
僕の指示に 違和感 を感じ、
すぐに僕の指示通りには動きませんでした。
まずは確認することに
時間をかけていました。
確認した相手はなんと、、、
警察でした。
「こういう事案があったのですが、
どう対応すればいいでしょうか?
こういう対応を考えていますが
実行しても大丈夫でしょうか?」
と、電話で相談をしていたのです。
そうすると、
「そうですね。気持ちは分かりますが、
人のものに触れるとそれは『器物破損』
に充当しますので、絶対にやめてください。
それよりも、注意喚起が大事です。
例えば、近くにポップ、
『無断駐車した場合は罰金』
という内容を貼るのは、
なんら問題ありません。」
とのことでした。
なので、朝田さん、
今回、そのように
対応してみようと思います。
。。。
店長は、ここまで言ってくれました。
なんとも優秀な
店長の行動力と対応力に、
脱帽でした。
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違和感があるときは人に聞く
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ビジネスでも同じですが、
違和感があるときは人に聞くことは、
とても大事です。
起業家であれば、
基本的には自分で全部決める!
というのが前提ではありますが、
決めるのが難しい内容だったり、
今回のように迷うことがある場合は、
信頼のできる人や専門家に
アドバイスをもらうことが、
とても重要です。
もちろん、
最終的には、
自分で判断していく責任はあります。ですが、
今回の件で、僕は、
周りの環境はとても大事だと
実感しました。
失敗してもフォローしてもらえる環境。
そして、
違和感があることは、
そのままにせず、
自分の頭で考えて
行動できる人材を雇えていることが、
何よりも大事な僕の財産だな、と。
自分で判断する。それが仕事。
そう思ってスピード感を持って、即断即決。
これまでずっとそうやってきましたが、
今後は、一呼吸置くこと、
周りへの確認や相談も、
大事にしていこうと思います。^^
ぜひ参考になれば幸いです。^ ^
それでは今日はこのへんで。